TM NETWORK 30th 1984~ thebiginning of theend 国際フォーラム5月20日
5月20日国際フォーラム
客入れの間、過去の「TMNETWORK」の曲が流れている。
発売当時聞いた時はあまりの衝撃に吹き出した曲もライブで聴けばずいぶんましだったなどと思い出し、聞けば勇気づけられ励まされた曲たち。三十年近く、私はその曲たちとともに年をとってきた。
2012年「Incubation Period」
もうしかして二度と見ることはできないかもと思っていた三人でのステージ。
オープニングの「Fool On The Planet」に動画サイトの同曲のコメントにこの曲を武道館で聞くのが夢だと書いていた彼は無事に聞けただろうかとふと思い出した。
そして最後に振ってきた謎の手紙。小室哲哉が仕掛けた30thが静かに幕を開けた瞬間だった。
2013年「FINAL MISSION」
ステージの幕開けより先に私たちに飛び込んできたニュースはTMNTWORKの「声」宇都宮隆の病気によるステージの延期だった。きっと、本人よりもあわてて心配しているであろう小室哲哉や木根尚登を想像し、回復を願った。そしてその祈りは無事に届き、7月さいたまスーパーアリーナで地球に潜伏している三人の姿を無事に確認できた。「LOVE TRAIN」に乗り、三人は「母艦」へと戻る。
2014年「thebeginning of theend」
「おわりのはじまり」と名づけられたステージは白い空間の「母艦」となり、ある少女の秘密が明かされていく。
静かに、そして熱い興奮とともに私たちはそのストーリーに引き込まれる。
新曲から始まったステージは最初から客席を奮い立たせた。
続いて、往年のダンサブル曲に続くとすでに客席は興奮のるつぼと化す。
合間にガラスケースに包まれた「ある物体」へウツとキネがPCを使いコマンドを送る。
コムロの曲、もコマンドの一種だろうか?
新しく出たアルバムに合わせてアレンジされた懐かしい曲が次々と披露されていく。
今まで「TMNETWORK」が何度も歌ってきた歌。
それが今回はミュージカルの一シーンに見えてくるから不思議だ。
曲が進むごと、時間が進むごと、ガラスケースの物体は徐々に形作っていく。
私たちがよく知っている「人物に」
曲・歌・すべてがその「物体」へのコマンドのようだ。
少しずつ少しづつ。
物体は「少女」へと形を変える。
「金曜日のライオン」ではアフリカの夕陽をイメージさせる赤いライティング。
「Rainbow Rainbow 」ではコムロのステージ自体が七色に光る。
「I am」では客席全体が「私たちはここにいる」と一体化し。
「GET WILD」ではコムロの熱い思いがそのまま「炎」の演出となる。
「.Self Control 」ではいくつもの扉が私たちを迎え入れ。
「.Beyond the time」ではここが改めて宇宙空間なんだと気づかされた。
そして赤ん坊へ姿を変えたと少女は1974年のロンドンへと送られる。
「TMNETWORK」とかかれたモノと一緒に。
地上に降り立ち「CAROL」へと「成長」した彼女を三人は迎え入れる。
次へのステージのために。
NEXT
TM NETWORK
WILL BE
WINTER 2014
そして
THANKS FANKS の文字・・・
国際フォーラム5月20日セットリスト
1.LOUD
2.Come on Let's Dance
3.KISS YOU
4.永遠のパスポート
5.金曜日のライオン
6.Rainbow Rainbow
7.Be Together
8.CUBE
9.I am
10.Just One Victory
11.てっちゃんソロ
12.GET WILD
13.Self Control
14.Beyond the time
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